ハワイでの別荘生活 体験談3

母親への恩返しでハワイの別荘生活

地元では大手の商社営業マンとして仕事をしてきて、その後は独立をして商品を卸す仕事の他、サービス業として作業全般の仕事、更に賃貸アパートのオーナーとして生活をするようになり、6年が経過しようとしていました。その頃には不動産の収入も購入した物件の数が増えたことで生活費に困ることもなく、単独で始めた独立起業はある程度は成功をしていると感じています。そんな時に貯蓄高がサラリーマン時代の5倍近くに増えたことにより、長年私を支えてくれた母親に対して恩返しをしようと検討をしました。私の母は高齢者になりなすが60代前半までは海外旅行に何度も出掛けており、既に10か国を超えています。

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そこで考えたことはハワイに別荘を構えて母と一緒に生活をしてみることに憧れを持つようになり、ホノルルのコンドミニアムになりますが3か月間の限られた期間ではありますが、ハワイで憧れの別荘生活をスタートさせました。私が利用をした別荘はかなりの大型の物件になり、高級ホテルのような環境と設備が整っていること、近隣に買い物をするお店が沢山あることはメリットに感じました。

母はハワイに旅行に行った経験がありますが、実は私はこれまで1度も海外旅行に行ったことはなく、日本国内で仕事に勤しんでいたことで国内旅行でさえあまり出掛けることもありませんでした。このハワイの別荘生活が初めての海外旅行になったことで、最初は不安だらけでしたが実際に生活をしてみると簡単な英語で現地の方々とコミュニケーションを取ることができ、不安的な要素は滞在してから直ぐに薄らいできたことは懐かしい記憶です。意外と日本人の方もホテルやコンドミニアムを利用している方が多く、お店のスタッフの中にも日本人の方もいるお店があったので、会話や買い物で困ることはありませんでした。

ただしハワイの物価は意外と高く、日本よりも高い価格で販売されている同等の商品が多いことに気付き、3か月間なのでお金の心配は無用でしたが、コンドミニアムの利用料が高いことである程度は現地ハワイで母と節約生活を楽しむことになりました。食材を買い込んでキッチンで料理をする定番の方法ではありますが、食材に関しては物価は高いとは言えない料金で購入できたことや、ボリュームが多い商品が沢山販売されていることにもカルチャーショックを感じる一幕もありました。

ハワイへの永住を夢見る

生活は2週間も掛からずに慣れを感じることになり、1ヵ月が過ぎようとしていた時には、有名な観光スポットを殆ど巡ることもできたので、いつもの忙しい仕事からの解放感で満喫をしました。観光スポットや自然体験などは殆どを経験することができたので、残りが1か月半になった頃には日本に帰国することに何となく寂しさを感じることも度々ありました。現地でしか飲めないジュースやお菓子などにも慣れを感じることが多く、いつしか永住も考えるようになったのですが、私のケースでは独立した年齢が低かったこともあり、日本の年金制度では長年にわたり厚生年金を支払ってきた方とは異なり、安い額面しか受け取ることができません。そのため永住は夢物語となり、日本で稼ぎを出さなければならないので帰国をしていつもの生活に戻る必要性があります。

この別荘生活では元々が母親に対するプレゼント的な企画だったので、現地でしか購入できないようなアパレル品や装飾品など、母が欲しいと感じる殆どの物を購入したことと、後は仕事関係者と友人知人用に沢山の観光土産品を購入し、現地で購入をした新しいキャリーケースに詰め込んで帰国をしました。高齢の母なのでこの機会を逃すと年齢的に長距離の移動は難しくなってしまうので、非常に良い親孝行ができたと自らを評価することができました。